初めての方はこちらからどうぞ>>>

素人が手を出してはいけない任意売却物件に踏み込んでしまった話 運命の土地に巡りあうまで

こんにちは!Naoです。土地探し中の皆様、一般人が手を出してはいけない物件があることをご存知ですか?

SUUMO信者の私は毎日チェックしていた物件がある日突然500万円値引きされ

自分の予算内になったことでその日のうちに物件を見に行き、主人と電話で連絡をとりながら

買います

と即決で購入を決めたことがあります。

得意のgoogleでSUUMOに掲載された情報から即位置を割り出しました。

とにかく詳細が知りたくて

専任の不動産会社に連絡をとり、その日の午後には物件を見に行きました。

ですがその物件、管財物件(任意売却物件)だったんです。

管財物件(任意売却物件)とは

何らかの事情で債務が滞り、裁判所から選任された破産管財人の管理下におかれている物件のこと。

破産管財人は中立な立場で、持ち主の全財産を換金して債権者へ配当します。

その家は大きなお屋敷で家具が残されたままもう何年も空き家だった模様。

そこまで古いお家ではなかったのですがなんかもう、物々しくて。

写真撮りましたが怖くてとてもじゃないけど載せれないです。

生活していた痕跡が残ったままの状態でそこでどんな事情があって管財物件と化したのか。

今考えても恐ろしいです。

その土地は駅徒歩圏内の小高い丘の中腹に建ち、眺めも良く日当たりも良好でした。土地の広さは54坪ありました。

お値段はというと3000万円からの突如値引きで2500万円。(私達の予算は2500万円で30坪以上です)

広けりゃいいという考えの主人と、駅近が良いという私の意見が一致し、さらに実家のすぐ近くでした。

希望エリアからは離れましたが、近くに幼稚園があったのでそこを利用すればなんとかなるか、という考えでした。

広さとお値打ちと土地探しが煮詰まっていた焦りがあり購入希望の意思をその日のうちに伝えてしまったのです。

不動産会社からの説明が一転する。

購入したいと伝えると、不動産会社側は慌てだして

管財人に金額確認します、と言ったきりしばらく連絡がなく。

なにを確認するのか不明でしたが、SUUMOにも2500万円って載ってるし頂いた資料にも2500万円って書いてるのに・・・。

数日後に不動産会社より連絡があり

先日の土地、実は別の不動産会社が購入してリフォームして売りに出す予定です。

もし購入されたいということでしたら更地にして3000万円でお譲りしてもいい、と言われました。

2500万円から3000万円の謎の値上げ。解体するのに500万円もかかるはずないと言ってゴネましたが結局値段は元に戻らずじまいでした。

結局その土地は諦めました。
3000万円でも充分すぎるほどお買い得だったんですけどね。
坪単価100万円が相場の土地で54坪あったので。
お得ですけどそのときは、何百万円も上乗せされたことが腹立たしくて縁がなかったと思うことにしました。

お得には理由がある 任意物件のデメリット

任意売却物件のメリットはなんといっても価格が市場価格に比べて

約2~3割程度安いことです。

競売にかけられるまでの限られた期間内の売却や瑕疵担保責任が免責されるなどの理由から安くで購入することが出来ます。

逆にデメリットについて。

  • 売主が経済的に困窮していることが多く、自宅がきちんとメンテナンスされていない。
  • 荒れ放題である。残置物がある。(今回の私のケースは残置物の処分は我が家の負担になるということでした。)
  • 売却までの期限があり、ゆっくり交渉して考える時間がない。
  • 売主の精神状態が良くなく、突如売却を中止することがある。
  • 条件の良い住宅ローンは借りれない。

任意売却物件について思うこと

結果として、仲介に入った不動産会社が

私達のような一般人より、事業者に売るほうが得策だということで

購入の申し出が2番手にされてしまい、利益を上乗せされそうになったという結果でした。ですがやはり買わなくて良かったと思っています。

お得はお得でしたが解体して更地にする費用に加えて、大量の残り置物の処理の労力と費用、

それを行うだけの精神的なストレスがかかること。

購入後なにか恐ろしいことがないかという不安。

全て考えたうえで購入を見送って良かったな、と思っています。

それに任意売却物件の場合、住宅ローンが組めたのか謎ですし。

皆様も安すぎる物件には裏があるのでお気をつけくださいね!!

1 COMMENT

初めての方はこちらから[住宅購入Naviサイトマップ] | 住宅購入Navi へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です