住宅ローンを組む際に必要な諸費用。
各銀行によってかかる諸費用は異なります。
諸費用に多額の金額がかかるといくら金利が安くても
総返済額が跳ね上がってしまいます。
諸費用についてくわしくご説明します。
融資事務手数料と保証料を比較
金融機関で住宅ローンを組む際に、支払う手数料のこと。
メガバンクとネット銀行とでは金額に差があります。
銀行 | 事務手数料 | 保証料 | 総諸費用
(4000万円を35年借入れした場合) |
楽天銀行 | 324,000円(定額) | 0円 | 324,000円 |
京都銀行 | 54,000円 | 借入れ額100万円当たり20,610円 | 878,400円 |
住信SBI銀行 | 借入額2.16% | 0円 | 864,000円 |
じぶん銀行 | 借入額2.16% | 0円 | 864,000円 |
りそな銀行 | 32,400円
+借入額2.16% |
0円 | 896,400円 |
三菱UFJ銀行 | 32,400円 | 借入れ額100万円当たり20,610円 | 856,800円 |
ソニー銀行 | 43,200円 | 0円 | 43,200円 |
みずほ銀行 | 32,400円 | 借入れ額100万円当たり20,610円 | 856,800円 |
三井住友銀行 | 32,400円 | 借入れ額100万円当たり20,610円 | 856,800円 |
池田泉州銀行 | 32,400円 | 借入れ額100万円当たり20,618円 | 856,800円 |
ARUHI | 借入額2.16%
(最低額200,000円) |
0円 | 864,000円 |
メガバンクは保証料がかかる傾向にあります。
その一方でネット銀行は保証料は0円でそのかわり事務手数料が多額になります。
比較してみると結局は同じだけ諸費用がかかるという結果に。
楽天銀行はいくら借り入れしても事務手数料定額の324,000円です。
それでいて金利も安く、8大疾病保障が無料でついてくる注目の銀行です。
ソニー銀行は諸費用がとにかく安いことが特徴で43,200円です。
残念ながら固定金利が高めなのと、疾病特約が無料でつけれないので他のネット銀行に比べると劣るようにも思えますが、変動金利で疾病特約をつけたくない方には最適な銀行です。
ソニー銀行に関しては過去記事をご参考に。
保証料とは
住宅ローンの保証料は、何らかの事情でローンの返済が滞った場合
保証会社が住宅ローンの肩代わりをしてくれます。
その為に支払うお金のことです。
ですが、肩代わりしてくれて支払いチャラになると思ったら大間違い。
保証会社が銀行に変わって請求してきます。
高額な保証料を支払った割りになんのメリットもありません。
出来れば保証料0円の銀行を選びたいところですが
店舗を構えている銀行、メガバンク・地方銀行はほぼほぼ保証料がかかります。
ネット銀行は保証料0円の場合が多いのですが事務手数料が多額にかかるので
結局比較してみると同じですね。(上記の比較表を参照)
保証会社にもよりますが繰り上げ返済をすると保証料が返却されます。
ですが借入れ短縮した期間分、満額が返済されるわけではないのでご注意ください。
融資事務手数料とは
その名の通り、住宅ローン申し込み手続きに対して銀行に支払う報酬です。
店舗を構える大手のメガバンク・地方銀行の事務手数料は32,400円~54,000円です。
それに対してネット銀行は融資金額の2,16%が事務手数料としてかかる場合多いです。
多額な金額を借りれば借りるほど事務手数料が高くなるので注意が必要です。
楽天銀行は事務手数料を定額の324,000円としている為
1500万円以上借入れする場合は他行のネット銀行と比較すると諸費用を安くで抑えることができてお勧めです。
諸費用を少しでも安く抑えたい場合
多額に金額を借入れする場合は諸費用が安い楽天銀行やソニー銀行がおすすめです。
疾病保証を重視するなら楽天銀行
総返済額を安くで抑えたいならソニー銀行
ですね♪
繰上げ返済を今後していく予定だという場合、借入れ年数が短い場合はその分保証料が安くなります。
メガバンク・地方銀行の諸費用はどこも同じくらいですので金利と付帯する保険で
選ばれたら良いと思います。
おすすめの銀行はこちら。
つなぎ融資・分割融資ができるおすすめの銀行はこちら。
まとめ
我が家は注文住宅でしたのでつなぎ融資・分割融資が必要だった為
選べる銀行が極めて少なかったです。
面倒なローンの申請をネットで自分で完結させる自身がなかったことと、
全期間固定金利で借りたかった為固定金利が安く、癌団信が金利上乗せなしの地方銀行を選んだので、諸費用が高額でした。
繰り上げ返済をして少しでも保証料を取り返す予定です!
あくまで私個人の意見です。
これからローンを組まれる方は参考にしてみてくださいね。
借入れ金額、個人の事情により何が一番お得かはケースバイケースですので
銀行へのお借入れは自己責任でお願い致します。
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