こんにちは!!住宅マニア主婦なおです。いよいよ寒くなってきましたね!
我が家の室温も暖房なしで日中20度を下回る日が続くようになりました。18度ぐらいになると薄着でいれなくなりますよね。
しばらく暖房なしで生活していましたがそろそろ限界なので今年も床下エアコンのスイッチをいれることに。
目次
床下エアコン
床下エアコンとは
居室空間と床下空間の間に設置するいたって普通のエアコンです。我が家の床下エアコンはキッチンカウンター下にこのように設置されています。
ちなみに我が家のエアコンは三菱霧が峰です。
床下で温まった空気は数箇所設置されているガラリから居室空間に伝わります。
暖かい空気の上昇する性質を利用して床下から家全体をエアコン1台で温めるという仕組みです。
エアコンの不快な送風を受けることもなく、床下からの輻射熱でほんのり穏やかに居室内が温まります。
床下エアコンのデメリット
床下エアコンは冷房には不向きなので夏場は使用できない
冷たい空気は下降するので床下を冷やしても効果があまりないだけではなく、湿った居室空間の空気を床下に落としてしまう為、床下が湿った空間となりカビが繁殖する原因となります。
温まるのに時間がかかる。その為24時間暖房が必要
床下エアコンは床下の基礎が温まるのに時間を要する為、一度スイッチを入れると24時間連続運転が基本です。
共働きで日中不在にしていることが多い我が家には少しもったいない気もしますが、24時間連続運転のほうが電気代は安くつくと言われています。
気になる電気代について調べてみました!
床下エアコン消費電力
床下エアコンの消費電力を我が家の実績より計算してみました。
我が家は31坪の2階建て、吹き抜けのある家です。日中の日当りは良好の為気温が上がりやすいです。
0.1kwあたり2.533円
床下エアコンをONしたとき
床下エアコンのスイッチをONにしたのは11月29日の朝6時台。ONした直後の消費電力は0.8kwでした。
そこから床下を温めるのに数時間かかります。ここが一番電力を消費します。スイッチをONにした1時間後の消費電力は1.4Kwでした。
床下の基礎が温まった2時間後ぐらいから安定して1時間当たり消費電力は約0.4kwに。
消費電力(1h) | 設定室温 | 床下温度 | 床上温度 | 外気温 | |
スイッチON AM6:00 | 0.8Kw | 23℃ | 13℃ | 17.7℃ | 9℃ |
1時間後 AM7:00 | 1.4Kw | 23℃ | 15℃ | 18.5℃ | 10℃ |
2時間後 AM8:00 | 0.4kw | 23℃ | 16℃ | 19.3℃ | 10℃ |
Nao
床下エアコンスイッチON1日目の消費電力(AM6:00~)8.6kw
8.6kw×25,33円=217,838円
床下エアコンスイッチON2日目
床下エアコンのスイッチをONにした翌朝の床上気温は20度でした。外気温は明け方4時で6度です。
設定温度は23度、室内温度は24度になっていたので床下エアコンの運転は省電力モードです。
そこで設定温度26度にあげてみました。床下エアコンの温度を上げたことで消費した電力は+0.3kwの0.7kwでした。
日中暖かくなってきたので設定温度を23度に変更しましたが床下温度は25度で安定。消費電力は0.3kwです。
そのまま深夜まで穏やかに稼動して消費電力は0.3kw~0.4kwをキープ。
このまま設定温度を急激に上げることなく過ごせば0.4kw以下をキープできそうです。
消費電力(1h) | 設定温度 | 床下温度 | 床上温度 | 外気温 | |
AM4:00 | 0.4kw | 23℃ | 24℃ | 20.7℃ | 8℃ |
AM5:00 | 0.7kw | 26℃ | 25℃ | 20.8℃ | 8℃ |
AM12:00 | 0.3kw | 23℃ | 25℃ | 22.0℃ | 15℃ |
PM9:00 | 0.4Kw | 23℃ | 24℃ | 21.1℃ | 10℃ |
Nao
床下エアコンスイッチON2日目の消費電力 8.9kw
8.9kw×25,33円=225,437円
床下エアコンスイッチON3日目
朝6時で外気は8度です。床上温度は20.5度です。床下エアコンの設定温度は23度で床下温度は24度でした。
旦那様が家を出るときに設定温度を21度に下げましたが夕方17時に帰宅すると床下温度22度、床上温度は20.5度をキープしていました。
それから設定温度は21度のままに。日中は0.2kwの消費電力でしたが外気が下がった夜は0.4kw消費していました。
消費電力(1h) | 設定温度 | 床下温度 | 床上温度 | 外気温 | |
AM6:00 | 0.4kw | 23℃ | 24℃ | 20.5℃ | 8℃ |
AM8:00 | 0.3kw | 21℃ | 24℃ | 20.7℃ | 10℃ |
PM10:00 | 0.2kw | 21℃ | 23℃ | 20.7℃ | 14℃ |
PM16:00 | 0.3kw | 21℃ | 23℃ | 20.5℃ | 13℃ |
PM18:00 | 0.4kw | 21℃ | 23℃ | 20.6℃ | 11℃ |
翌朝AM6:00 | 0.4kw | 21℃ | 23℃ | 20.5℃ | 8℃ |
Nao
床下エアコンスイッチON3日目の消費電力 7.6kw
7.6kw×25,33円=192,508円
床下エアコン1カ月の電気代予想
床下エアコンを1カ月間、つけっぱなしにした状態の電気代予想です。
設定温度を25度、室内温度を25度の状態をキープし続けたとすると消費電力の平均は1時間あたり約0,4kw。
0,4kw×25,33円×24時間×30日=7295円
設定温度を21度に下げた日中の消費電力は0.2kwから0.3kwまで下がりましたが、これからが冬本番なのでおそらく設定温度は25度程度まで上げていくと思います!今後どのように消費電力が推移していくかはまたレポートしていきたいと思います。
床下エアコンを実際使用した感想
一言で言うとすごく快適です。我が家は拭き抜けの2階建てなのですが、床下エアコンの暖かい空気は吹き抜けのおかげで2階まで暖かくしてくれています。
2階の西側の部屋は日中は日が当たらないので気温は低めですが、南東の寝室は夜も暖かいです。
昨年の冬は寝室に局所暖房用のエアコンを設置していましたが、ほぼ稼動させることなく極寒の冬を越しました。
第一種換気システムを採用しているので全居室に空気が循環する仕組みなので床下エアコンの暖かい空気が2階にも伝わりやすいです。
日中、不在にしていてもつけっ放しなので日が落ちてから帰宅して玄関が暖かいと嬉しいです。
電気代に関しては、昨年の実績から想定すると恐らく7000円から10,000円の間で推移すると予想できます。
今後、さらに外気温が下がった段階での消費電力の推移も記事にしていきたいと思いますのでよろしければお付き合いくださいませ。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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