我が家は有害な物質は一切使わないというコンセプトのもと建てられた無添加住宅です。
ちょうど住み始めて一年経ちました。住んでみた感想は?住み心地は?デメリットは?
お答えしたいと思います!
目次
無添加住宅に住んでみた本音:メリット編
漆喰の壁には調湿効果がある
無添加住宅に住む一番の醍醐味は漆喰の壁。無添加住宅オリジナルの漆喰には調湿効果があるといわれています。
湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿度を放出してくれるという大変都合の良いものです。
※無添加住宅公式HPより
実際のところどうなのか…
夏場や雨の日ですが、本当にジメジメしない!!湿度も50%台をキープしていました!!
冬場はさすがに多少乾燥しますが40%前後です。もう少し湿度を45%程度にあげていきたいところですが、今のところ洗濯物を部屋干しするなどして工夫しています。
Nao
結露とは無縁
賃貸マンション時代、冬場の寝室に朝まで加湿器をつけていると必ず結露していました。賃貸だし全く気にしていませんでしたが…
これが新築した家で結露したら嫌だな…とずっと思っていました。無添加住宅に住んでみて2回目の冬を向かえましたが、結露したことがありません。
それは漆喰が吸湿、放湿性能を持っているため、空間の湿度を適度に調整することで結露を防止するからだそう。
Nao
漆喰にはインフルエンザを予防する効果がある??
担当の営業さんが漆喰にはインフルエンザを予防する効果があると言ってました。
無添加住宅オリジナル漆喰にはインフルエンザウィルスを不活性化させる作用があるそうで、実験で証明されていたので驚き。
そう言ってるそばから無添加住宅に住んでいる営業さんがインフルエンザにかかっていたので笑いましたが、家族にはうつらなかったそうです!
昨年の大流行したインフルエンザ我が家は誰一人かからず。今年も恐れてはいるものの子供達も私もかかっていません。
漆喰にインフルエンザウィルスを撃退する作用があるかどうかは家族の誰かが外でインフルエンザウィルスを持ち帰ってみないと実証は出来ませんが、おかげ様で今年も健康に過ごせています。
漆喰の空間が心地良すぎる
無添加住宅は外壁も内壁も漆喰です。漆喰壁の気持ち良さは住んでみないとわからない良さがあります。
住み始めてから内壁がクロスのお宅に訪問するとクロスに使用されている化学ノリ(接着材)の匂いが気になるようになってしまいました。
シックハウス症候群という病気をご存知でしょうか。
シックハウス症候群の大半は化学ノリに由来しているそうなんです!!
無添加住宅で使用されている接着剤は米のりです。我が家の階段の踏み板、集成材ですがこちらは米のりで貼りあわせたものだというから驚きです。しっかりくっついてます!
特別、シックハウス症候群を恐れていたワケではありません。ですが、住んでみて分かることは、我が家は空気が綺麗で嫌な匂いがトイレを含め全くしない!!
もちろん住んでから家族の中でシックハウスを疑うような症状はありません。
Nao
無垢床が気持ち良い
2階に採用したのは無添加住宅標準仕様のパイン材
無垢床は、フローリングと違って素足でもひんやりしません。特に無添加住宅の標準仕様でおススメのパイン材。
柔らかい肌触りで真冬でも素足で歩けてしまいます。パイン材は我が家の階段、2階で採用していてそのあたたかみのある質感がお気に入りです。
パイン材はあめ色に変色する材質の為、経年変化を楽しめることもメリットのひとつ。
ちなみにこの写真は無印良品のパイン材のベッドです。10年前に購入したもので、今や立派なあめ色です。
Nao
1階に採用したのはオーク材
1階のリビング、玄関、キッチン、洗面・脱衣所はオーク材です。
オーク材はパイン材より硬い質感で傷がつきにくいので主な居住空間の1階に採用しました。
傷がつきにくくてインダストリアルな雰囲気も合わせ持つオーク材。無添加住宅ではオーク材はオプションでした。
正直、傷があまり気にならないのでオークにして大正解。ただ、オークの無垢床に関してはデメリットももちろんあります!!デメリットについては下記。
最近の無添加住宅は高性能
天然素材を使用することにこだわった無添加住宅ですが、我が家を建ててくれた会社はシックハウス対策を取り入れつつ高性能な無添加住宅を建てています。
我が家の性能を数値で確認!!
耐震性能…耐震等級3
断熱性能…HEAT20 G1グレード(Ua値0,56以下)
気密性能…C値1,0以下
Nao
我が家のスペックは??
太陽光発電4Kw搭載
第一種換気システム
床下換気システム澄家DC 1年住んでみた感想とメリット・デメリットについて基礎断熱
~一条工務店のカビ問題から考える~居室内に発生したカビ対策と我が家の床下事情を確認してみました床下エアコンで24時間全館暖房
床下エアコンを実際に使用してみた感想。メリット・デメリットは?部屋の中の明るさが断然違う
朝、太陽の光が差し込むと漆喰が反射してむちゃくちゃ明るいです。起きなくては仕方ないくらい…
実は無添加住宅に住んでからというものの太陽の日の出と供に目が覚めます。冬場はアラームを設定して早起きしますが、夏場は自然に5時に起きてしまうので早寝・早起きが習慣になりました。
南東に大きな窓をつくったので吹き抜けから日中はリビングに光が射し込むのですが、これがまた漆喰に反射してすごく明るくて気持ちいいのです。
家族が健康に過ごせるようになった気がする
我が家の子供達、特に下の子は体が弱くてしょっちゅう風邪をひいては熱を出すし、寒くなれば胃腸炎にかかるのがお決まりでした。
無添加住宅に住んでから、それがピタッとなくなりました。
風邪もめったにひかないし、胃腸炎にはしばらくかかっていません。多分、病気を繰り返して成長して強くなったんだと思います。
無添加住宅に住んだから病気をしなくなったとまでは思いませんが、この家に住んでから家族みな健康に過ごせています!
無添加住宅に住んでみた本音:デメリット編
漆喰の壁にはヒビが入り易い
引渡しから4ヶ月目に撮影した写真です。漆喰がクラックしています….クラックする原因としては構造材に無垢材を使用している為、乾燥により木材が収縮して動くと表面の漆喰に負荷がかかりクラックするそう。これは入り隅に縦にクラックした写真。
こちらは横に浮いています。原因は構造材の収縮…。横ずれはどうやら浮くようです。
かなりかなりショックでしたが綺麗にお直ししてもらいましたし、築1年経った最近は漆喰も構造材も安定してきたのか、クラックを新たに発見することも少なくなりました。何より、天然素材だから仕方ないと思えるように。
漆喰はぶつけただけでもすぐに角が欠けてしまいますが、補修は簡単。自分自身でも出来るそうです!
震度5強の地震で漆喰の壁がクラック
新築より約半年後、震度5強の地震にあいました。あのときの恐怖は忘れられません…今や日本全国で地震が多発している昨今、震度5強以上の地震にあう可能性は充分にあると覚悟しています。
震度5強の地震で漆喰壁がことどとくクラックしました。
自然災害なので、無添加住宅のデメリットではないのかのしれませんが…クロスの家はクラックしていないのに我が家は漆喰にヒビが入りまくりでへこみました…。
今はすべて補修してもらったので地震の爪あとはわかりにくくなりました。
冬場の乾燥のせいで木がやせる
これが一番悩んでいることです。
冬場の乾燥のせいで木がやせて隙間ができ…その隙間に子供が様々な食べ物をこぼす…
無垢材は収縮するのでこれも初めからわかっていたことなんですが。隙間が大きくなると気になります~!!
ちなみに1階に採用したオーク材はパイン材に比べて収縮率が大きい特性があるようで。夏場に水分を含むと太るとも聞きますが実際どうなんでしょう。
合板フローリングだとこのような隙間はできません。隙間ができて嫌な方はオークの無垢材はやめたほうが良いかもしれません。
Nao
もし次に建てるなら無添加住宅を建てる?無添加住宅はおススメ?
子育て世代でなければ一条工務店で建ててみたいという本音
もし子供達が大きくなり、夫婦ふたりの終の棲家を建てる機会があるなら一条工務店で建ててみたいという気持ちがあります。
理由は全館床暖房が快適すぎるから。老後は天然素材の経年変化を楽しみながら手入れしていく家より、快適で便利でメンテナンスフリーな平屋が良いです(笑)
無添加住宅を子育て世代におススメする理由
無添加住宅は子育て世代には絶対におススメ。冬はある程度の寒さを感じ、夏は暑さを感じるけど年中快適に過ごせます。
もし、我が家が真冬も半袖で過ごせてしまうほど全館24時間床暖房の高気密高断熱住宅だったら…子供は外の寒さに弱くなり、家の中だけで過ごしてしまいそう。
保育園で真冬でも裸足で過ごしているからか寒さに強い子供達と、真冬の海にもウェットスーツを着て入る旦那様。
我が家は私以外、寒さに強すぎる為、床下エアコンで全館暖房の我が家では子供と旦那様はある程度の薄着で過ごせています。
真冬でも寝室で布団を蹴って寝るぐらい(笑)
Nao
最近の無添加住宅は性能も重要視されているので我が家も充分高気密・高断熱住宅です。家を建ててくれた会社は2030年を見据えた次世代の高性能でかつ体にやさいい家づくりをスローガンに掲げています。
高性能なのに無添加
家族が健康に暮らせて快適。そんな家に住んでみたくなりませんか??
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