こんにちは!Naoです。
お家を建てるときに選択を迫られる、オール電化にするかガス併用住宅にするか。これ、すごく悩みますよね!
我が家はガス併用住宅なんですけど、ガスにした理由は旦那さんの強い希望があった為。私自身はオール電化に憧れていたのですが、職業柄住宅設備を熟知している旦那さんの意見に折れることになりました。
住宅販売の営業さんは電気代が安いからと言ってオール電化推しが多いのではないでしょうか。
Nao
Naoの旦那さんはこんな人です↓↓
- 住宅設備関連会社の管理職
- 防犯設備士
- 電気/ガスの資格保持
- その他、住宅設備に関する知識が豊富
目次
オール電化の特徴とは
オール電化は2000年ごろから普及し始めていて、2022年現在は新築住宅の半数以上はオール電化を導入しているそうです。
Nao
オール電化の住宅設備
- 電気を使って調理する「IHクッキングヒーター」
- 料金の安い深夜電力を使ってお湯を沸かして溜めておく「エコキュート」「電気温水器」
- 「床暖房」や「蓄熱ヒーター」などの暖房機
- 「太陽光発電」
電気代の安い時間を利用してお湯を作る「エコキュート」と、「IHクッキングヒーター」はオール電化住宅の必需品です。
床暖房や太陽光発電に関しては、オール電化住宅の場合だと導入している家庭が多いけど、絶対に必要というわけではありません。
設置費用について
新築でオール電化の住宅を建てる場合、ガス配管引き込み工事が不要となり、工事費用がかかりません。
配管引き込み工事は不要ですが、「エコキュート」や「蓄熱暖房器」は設置費用が高額になります。また、設置する場所の確保も必要です。
「IHクッキングヒーター」と「エコキュート」本体は20万円から30万円。本体取り付けに備わる工事費用を含めたら総額60万円から80万円の高額な初期費用がかかります。
Nao
ガスを使わないから光熱費が節約できる
オール電化は熱源が電気だけになるので、ガス代が一切かかりません。
基本使用量が電気一本となるので、上手くやりくりすればガス併用住宅に比べて光熱費を節約することができます。
Nao
- 17000円くらいでした(^ ^)
- 1月で15000円です!あまりエアコン使わない月で8000円ほど
- 12000円ですが、売電は15000円でしたのでプラス3000円
- 2万円でした!
- 24時間エアコンつけっぱなしで20000円。使わなければ7000円きります!
※築浅の戸建にお住まいのファミリー世帯、1月の光熱費。
Nao
光熱費は使い方によりますが、ガス併用住宅よりもオール電化住宅の方が安くなるようです。
火を使わないから火災のリスクが激減する
オール電化住宅は、火を扱わないためガス漏れや一酸化炭素中毒の心配がありません。火災は絶対に起こらないとは言い切れませんが、リスクは低いです。
Nao
停電時電気が使えないのが弱点
オール電化の最大の弱点は、停電時に住宅設備が全く機能しなくなることです。
ガス併用なら停電してもガスでお湯を沸かしたり調理したり出来るのですが、オール電化だと停電してしまうと全く何も出来なくなります。
「エコキュート」にタンク内の水を取り出して、非常時に使うことはできますが、飲み水に使用することは衛生上できません。オール電化の住宅は電気が使えなくなると、機能が完全に失われる為、日頃から停電に備えておく必要があります。
実際に丸2日停電したことがあるのですが、太陽光発電の自立運転機能を知らなかった話はコチラ↓↓
Nao
オール電化にした理由とメリットの口コミ
Nao
- ソーラー乗せたらプロパン地域だったから。私はガスが良かった( ´Д`)
- コンロ掃除が楽たし、ガス料金がないから光熱費が安い!!
- お掃除の楽さ
- 五徳の掃除が地味に面倒くさいから
- 電気代が安いのとガスボンベ交換が不要だから
- 今後がガスが値上げしたとしても電気はそれに左右されないから
- 太陽光発電と併用すれば光熱費を節約できる
オール電化住宅にした理由とメリットで圧倒的に多い意見は、電気代が安くて掃除が楽なことでした。
コンロの掃除って確かに面倒ですよね…料理する度に掃除せず放置したらこべこべになって汚れが取れなくなります。
何より電気代が安い、というのはとても魅力的です。
Nao
ガス併用の特徴とは
ガス併用は、オール電化住宅が増え出す以前から普及している一般的なライフラインです。
ガス併用住宅の設備
- 湯を沸かす「給湯器」
- 「コンロ」
- 照明や家電は電気
オール電化住宅が2000年ごろか増え出す以前から、一般的だったガス併用住宅。長年利用されているので、「給湯器」や「コンロ」の設備において商品が多く、業者の設置マニュアルも経験値も充実しているので初期費用を安く抑えることができます。
ガスファンヒーターが使える
「ガスファンヒーター」は、ガス栓が引いてあれば使えます。部屋を暖めるのに速効性がある優れた暖房器具です。
短時間で部屋を温めることができる「ガスファンヒーター」と「エアコン」を併用して使うことで、たとえ寒冷地であっても暖かく快適に過ごすことが出来ます。
Nao
火災のリスク
ガスを利用する最大のデメリットは、調理の際に火を使うので火災のリスクがあることです。
Nao
ガス併用住宅だけど、キッチンの「コンロ」を「IHクッキングヒーター」にして火災のリスクを回避することも一つの手です。
都市ガスとプロパンガス
ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があります。大きな違いは”供給方法”と”料金”です。
都市ガスは、地下のガス導管を通して契約した家庭に供給されます。それに対してプロパンガスは、ガス会社と契約した家庭に定期的にガスボンベが届けられるので全国どこでも供給が可能です。
Nao
プロパンガスは都市ガスに比べて、ガス会社が自由に料金を設定することが出来る為、プロパンガス販売店によって料金がバラバラです。自由料金制の為、都市ガスに比べると契約者の自宅まで届けるコストがかかる為、料金が高くなる傾向にあります。
プロパンガスは、料金が高いというイメージが先走りますが災害時に各家庭に設置されるガスボンベをピンポイントで修繕するので復旧が最も早く、災害に強いという側面も持ち合わせています。
ガス併用住宅にした理由とメリットの口コミ
Nao
- IHだと火力がわかりにくいのとフライパンを持ち上げて炒め物をしたい派なので!
- IHは焼き目がつかないので..それと乾太くん導入したから。
- 火力が欲しかった。
- IHの電磁波が良くないと聞いて。
- ガス併用ですが、調理はIH。ガスファンヒーターと乾太くんのためにガスを引きました!
- 子供に火を見る機会を与えて、日の扱いを知ってほしいから。
- 電気だと料理している気がしないから。
- 乾太のため。
お料理上手なフォロワーさんからは圧倒的に火力が必要という意見が上がりました。
そして、「乾太くん」を導入する為にガス併用住宅にした人が多いことに驚きました!「乾太くん」は大量の洗濯物を短時間で乾燥できる優秀な乾燥機で、電気ではなくガスを使用するので「乾太くん」を設置することを目当てにガス併用住宅を選んだ人多いです!
我が家がガス併用にした理由
では、我が家がガス併用にした理由を。
私はお料理が得意な方ではありませんし、電気代は安いに越したことはないと思っていたのでオール電化が良かったのですが、旦那さんの強い希望でガス併用以外に選択肢がありませんでした。
「給湯器」と「ガスコンロ」、さらには「エコキュート」も扱う設備の専門家である旦那さんがガス併用一択だった理由は下記。
オール電化だと10年後に修繕費が高くつく
オール電化とガス併用の場合、10年後の修繕費に差があります。
ガス併用住宅の場合
- 給湯器の交換は10年に1回で約10万円※頼む業者によっては30万円ほどかかる場合がるから注意!
- ガスコンロ交換は10年に1回で7,8万円
オール電化の場合
- エコキュートの交換は10年に1回で4,50万円
- IHクッキングヒーターの交換は10年に1回で7,8万円
Nao
エコキュートに貯めたお湯が不衛生??
多くのオール電化住宅に設置されている「エコキュート」。「エコキュート」はCO2を排出せず、電気代が安く抑えられるメリットが大きく注目されていますが、気になるのはタンクに貯めたお湯の衛生状態です。
タンク内で80度以上のお湯を長時間保管して使用します。なので、フレッシュな水ではない点がどうしても気になってしまします…定期的にメンテナンスしないと、水垢がタンクの下に貯まってしまうそうです。
「エコキュート」の取り扱い説明書には、「エコキュートのお湯は飲用できない」と明記されています。
停電してもガスが使える
オール電化だと停電したら全く何もできなくなるのに対し、ガスが使えればある程度の生活をすることができます。
2018年9月に強い台風の被害に合い、丸2日間停電になった経験があります。
Nao
そんな中、ガスが使えたことはかなり有り難かったです。お湯を沸かせて、調理することが出来れば食事には困りません。ガスの給湯器のスイッチさえ入れれば、お風呂のお湯も貯めることができます。※停電していたので、給湯器のスイッチは車のエンジンと繋いで手動で入れました。
9月だったので、幸い過ごしやすい季節だったから良かったものの真冬だったら寒くて死にます。ガスストーブなら停電時でも使えるので、寒さを凌ぐことが可能です。
Nao
大地震が起これば地下のガス管が損傷して復旧に数ヶ月かかるから、オール電化の方が数日で復旧するため災害に強いという意見もあります。ですが、頻繁に起こるのは停電。我が家は頻繁に起こる災害に対して備えることができることもあって、ガス併用にしました。
大地震には別の方法で備えておくようにしています。
防災のプロに聞いた!《家族を守る防災グッズおすすめ6選》本当に必要なもの太陽光発電と併用すれば光熱費を抑えられる
太陽光発電=オール電化というイメージが強いですが、太陽光発電を設置してさらにガスを利用することも可能です。
我が家は4,3Kwの太陽光発電を設置しています。昼間発電している時に、電気を使用すると使用量と発電量が相殺されるので電気代が安くなりますし、余剰電力を買い取ってもらうことが出来ます。
Nao
家族4人暮らし我が家のガス代を公開
昨年の秋から年始にかけて実際にかかったガス代です。
家族4人暮らし、冬場にガスストーブを使用するのは気温が下がる夜のみです。
ガス代 | |
2021年9月 | 3,964円 |
2021年10月 | 4,432円 |
2021年11月 | 5,311円 |
2021年12月 | 9,350円 ✳︎ガスストーブをリビングのみ使用 |
2022年1月 | 10,802円 ✳︎ガスストーブをリビングのみ使用 |
ガスストーブの使用料金は1ヵ月あたり約5,000円です。これをストーブをつけずエアコンだけで寒さを凌いだ場合、エアコン代金は約1万円かかります。我が家の場合、ガスストーブの方が暖房代が安くなるという結果に。
Nao
ガス併用住宅に住んでみた感想
最後に、ガス併用住宅に住んでみて思うことを率直に。
冬場の光熱費が高くなることと火事が怖い事がデメリットなぐらいで、もう一度家を建てるなら、ガス併用住宅を選びます。
Nao
火事が本当に怖いので、あまりお料理が好きではない(得意ではない)からIHクッキングヒーターにしても良いなと思っています。
我が家は、今後、太陽光の売電契約が終了する5年後に蓄電池を購入して電気の自給自足を目指しつつ、ガスを併用して光熱費を抑えた省エネ住宅を目指します。
個人個人の生活スタイルや住んでいる地域、趣味によってガス併用とオール電化どちらが最適なのか答えは変わってくると思います。あくまで我が家の場合ですのでご参考になれば幸いです。
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